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Kernel Power41病 原因は高速スタートアップだった

PCを使用中に突然電源が落ちて再起動する問題に悩まされていました。私のPCはHP のENVY 700-260jp/CTというディスクトップパソコンです。OSはWindow8.1。このブログでも記事にしましたが、2014年4月に購入しました。症状が現れ始めたのは購入1ヶ月後からです。

このようにPCが予期せず突然シャットダウンする現象を、「Kernel Power41病」というそうで・・・それが、このたびついに原因を突き止めてこの病を克服したのでその方法を紹介したいと思います。

PC内部を清掃直後にKernel Power41病発症

ディスクトップPCはノートPCに比べて内部に埃が溜まりやすいので定期的に清掃するようにと どこかのサイトに書いてあったので、購入して約1ヶ月の5月10日に、正常シャットダウンした後、コンセントから電源ケーブルを抜いて、PCのサイドパネルを開き、内部をブロワーで清掃しました。

ここまでは良かったのですが、電源ケーブルを再び挿して起動して使用していると10分くらいして突然ストンと電源が落ちたのです。瞬時に電源ランプが消灯してファンも停止。ただ、すぐに再起動してその後問題無かったのでこの日はそのままにしていました。

Kernel Power41闘病1ヶ月

闘病といっても何事も無く1ヶ月経過。しかし6月28日、前回と同じように、PC内部清掃のため電源ケーブルを抜いてブロワーで清掃後、電源ケーブルを差し込んで起動すると、また10分くらいして突然電源が落ちました。

Kernel Power41闘病2ヶ月~4ヶ月

最初は内部清掃をした際になんだかの危害をパソコンに与えてしまったのではと疑いましたが、どうやら、正常シャットダウン後に電源ケーブルを抜き挿しして起動という行為に原因があるのではと疑いはじめました。この期間はケーブルを一度も抜き差しせず、パソコンが突然落ちることもありませんでした。

電源ケーブルを抜き差して起動すると約10分後に突然落ちる

10月8日、久しぶりにPC内部清掃をするために、正常シャットダウンして、電源ケーブルを抜き差しして起動すると案の定10分くらいして突然電源が落ちました。
11月4日にも電源ケーブルを抜き差しした後、約10分で突然電源が落ちました。

電源ケーブルを挿しっぱなしにしいてれば何も起きないからいいや。と思っていましたが、ずっとそのままでは内部清掃がしづらく今度は埃が原因で不具合が発生しかねないので、ようやく本気で原因究明に取り掛かります。

イベントビューアーでログを確認

まずは、エラーのログを調べるために 設定→コントロールパネル→システムとセキュリティ→管理ツールの中にあるイベントログの表示 をクリックします。

イベントログ

そして、イベントの種類「重大」の「すべてのインスタンスを表示」をクリックすると・・・

重大

出ました。ソースKernel PowerイベントID41が並んでいますね。

Kernel Power41ってなんなのさ

PCが予期せず突然シャットダウンする現象を、「Kernel Power41病」というと書きましたが、もう少し詳しく解説します。突然電源が落ちるいわゆる予期しないシャットダウンをするとコンピュータが「Kernel Power41」というログを生成します。読み方は「カーネル・パワー」です。ケンタッキーチキンのおじさんとは無関係ですよ。つまり、Kernel Power41=正常にシャットダウンできませんでしたよ というメッセージなのです。正常でないシャットダウンを繰り返すとこのログが大量に生成されるので、「Kernel Power41病」とか「Kernel Power41症候群」とか言われるのです。私は突然PCが落ちると背筋が凍るような思いをするので「Kernelショック」と呼んで恐れています。まあ呼び方はどうでもいいですがそうゆうことです。

さて、この「Kernel Power41」ですが、これだけでは予期しないシャットダウンをしたというだけの情報なので原因は分かりません。取り敢えず詳細を見てみましょう。

名称未設定 10

何か数値が入っていますね。私はそこまでPCに詳しくないのでこの値が何を示しているか分かりませんが、何かしらの情報が残されているということです。

名称未設定 9

次にこちらは・・・全てが0全く情報がない。つまり、コンピュータ自身全く原因がわかんないけど正常なシャットダウンに失敗しちゃったよ というメッセージです。たちが悪いです。

では、別の方法でKernel Power41の原因を探ってみましょう。どうやって探るか。それはKernel Power41が起きる直前のエラーを確認します。

エラーの数はメチャクチャ多いですが調べみるとどのパソコンもこんなものみたいです。この中からKernel Power41が起きる直前のエラーを探します。なぜならそのエラーがKernel Power41の原因になった可能性が高いからです。

Windowsの高速スタートアップが怪しいぞ

一覧にしてみました。

kernel-power41a_ページ_3

まず、発生日時と照らし合わせると、電源ケーブルを抜き差して起動すると約10分後に突然落ちる現象は、一覧の幅の広い濃いピンク色のKernel Power41であることがわかります。詳細が全て0で、エラーにも情報がありませんでした。

一方、一覧の赤色で示したKernel Power41は今まで気がついていなかったものです。こちらはエラーを確認すると、Kernel Power41が発生する直前2秒前にWindowsの高速スタートアップのエラーが発生していることがわかりました。詳細に数値が記録されていたほうです。

思い返してみると、このKernel Power41が記録されている日は、電源ボタンを押した直後一旦切れて起動していたような気がします。電源ボタンを押した回数は1回なのですが、
「ポチッ ウィィィンン…すうぅん。ウィィィンン→起動」
みたいな感じ。PCを使用中に落ちるのではなくWindowが起動する前に再起動したようなものなので気づかなかったのだと思います。なるほど。これが高速スタートアップのエラーなのかと。

なお、10月7日にもKernel Power41が記録されていますが、これは更新ドライバのインストールに失敗して正常シャットダウンできなくなり自分で強制終了したものなので今回は関係ありません。

つまり、私のPCで発生していたKernel Power41は、
① 高速スタートアップのエラーによるもの
② シャットダウン→電源ケーブルを抜き挿しして起動すると10分後に発生する謎のもの
の2種類あることがわかりました。

Window高速スタートアップとは

Window高速スタートアップとは、Window8から搭載された機能で、PCの電源を入れてからWindowが起動するまでの時間を高速化するシステムです。どのような仕組みになっているか簡単に説明すると、Window7などのシャットダウンでは、「フル・ブースト」といって、システム全体を初期化してシステムに接続されているデバイスを正常に起動できるかスキャン/調査してから起動していました。全てを初期化していたから時間がかかったのです。

それを、Window8の高速スタートアップ機能は、全てを初期化「フル・ブースト」することをやめて、Windowの中核となる部分のデータを保存して休止状態にすることで、デバイスをスキャン/調査する作業を省きました。つまり、完全なシャットダウン「フル・ブースト」ではなく中核部分を休止状態からの復帰することで時間を短縮したのです。

Window高速スタートアップを無効にする

しかし、Window高速スタートアップを検索してみるといろいろトラブルが起きているようで、すぐに高速スタートアップを無効にする方法が出てきます。私の場合も、少なくとも①の「高速スタートアップのエラーによるKernel Power41」はこれを無効にすることで解決しそうです。

無効にする方法は多くの記事があるので省略します。下記のURLでわかりやすく解説してあったので参考にしました。

121ware.com
http://121ware.com/qasearch/1007/app/servlet/relatedqa?QID=015493
富士通Q&A
http://www.fmworld.net/cs/azbyclub/qanavi/jsp/qacontents.jsp?PID=4510-1672

高速スタートアップを無効でKernel Power41病が完治した

高速スタートアップを無効にしたのでエラーが発生するはずもなく、その直後に発生していたKernel Power41は無くなりました。①は解決です。それは予想通りなのですが、同時に、最初に問題となった本命のKernel Power41、②の「シャットダウン→電源ケーブルを抜き挿しして起動すると10分後に発生する謎のもの」も無くなりました。

これは、推測ですが高速スタートアップは完全なシャットダウン「フル・ブースト」をしないので通電はしていなくても電源ケーブルを抜くことで何か設定がおかしくなって、突然電源が落ちて再起動がかかるのではないかと思います。これ以上の理由はわかりません。とにかくKernel Power41病は完治しました。やったぁ!!

高速スタートアップ無効で起動が遅くなるけど?

高速スタートアップを無効にすると折角の高速な起動が遅くなるではないかと言われれば確かにそうなのですが、無効でもかかる時間は、起動30秒 シャットダウン10秒なのでそこまで使用上問題ありません。快適です。

ということで、長々と書いてまいりましたがKernel Power41闘病記でした。同じような症状で悩んでいる方の参考になれば幸いです。

この記事のコメント

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  1. 私はマスターブートレコード(MBR)の修復で直りました。ハードの故障ではない事を確認するために、別のOSをDVDブートしたところ、通常に起動し、ハードディスクを交換したら起動したりで、MBRが原因と推測しました。高速スタートアップを止めて解消したのも、これに関連しているのでは、と思います。メーカーは買い換えが進むので、黙ってるんですかね。ともかくお疲れ様です。

    • 情報を頂きありがとうございます。ハードディスク交換とはかなり大掛かりな作業でしたね。やはり起動時の一番最初の部分で何か問題がありそうですね。

  2. alcoholやdaemon toolsなどを入れていませんか?
    それらにより、SPTDが導入されてるマシンではよくある症状ですが、その場合SPTDをアンインストールすると、高速スタートアップ有効でも発症しなくなります

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