Phantom 3 professional 開封&保険登録と初期設定

Phantom 3 professional 開封&保険登録と初期設定

Phantom 3が届いて2週間。河川敷で10回くらい飛ばしてみましたが、機体の安定性、操作距離、映像の画質、アプリの操作性、どれをとってもPhantom 2から格段に進化しています!! このブログではPhantom 3について数回に分けて記事にしていく予定です。まずは、開封レビューから

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購入したモデルは「DJI Phantom 3 professional+予備バッテリーセット」予備バッテリーは製造が遅れていて後から送られてくるという情報を聞いていましたが、私の場合は同封して送られてきました。6月時点で、品薄の状態はだいぶ解消しているみたいです。

「Advanced」と「Professional」がありますが、「Professional」を選んだ理由は、せっかくだから4k画質で撮影したい。(家に4k再生機器はありませんが、編集でデジタルズームで2倍にしてもフルHDを得られること。動画から切り抜いて静止画を生成する場合に高画質であることなどから)それから、「Professional」に付属の充電器が「Advanced」のものより高出力で速く充電できるので、あまり待たずに次の撮影に移れることなどから「Professional」を購入しました。

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早速開封するとここにマニュアル類が入っていました。

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箱に入っていたもの。
左上から、プロペラ4枚+予備4枚が入った袋、本体、レンチやカメラの落下防止装置の予備などが入ったメンテナンスボックス、マニュアル類、充電器、送信機
これ以外に「免責賠償及び注意事項の紙」と「賠償責任保険制度(ドローン保険)の申請書」が入っています。

本体

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サイズはPhantom 2と同じ。ゴールドのラベルが貼られています。

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まずは、4kに進化したカメラ。レンズ部分が大きくなって重厚感のあるしっかりとしたカメラになっています。動画は4k/30p、FHDなら60P、写真は1200万画素まで撮影可能です。画像処理エンジンは上の部分に入っていると思われ、4kを処理するには熱が発生するので専用の冷却ファンが取り付けてありました。

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レンズの横には4kの文字。その上の部分に16GBのmicro SDが付属で入っています。

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Phantom 3になって新たに搭載された「VISION POSITIONING」です。超音波センサーとカメラで地面を捕捉してGPSが使えない室内でも自動でホバリングできます。

その他、Phantom 2ではバンドで留めてあった足回りのセンサー類がすべて覆われていて草などに接触しないように改良されています。

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前面に取り付けられたゴールドのエンブレムが高級感を出しています。

送信機

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送信機は、映像と送信用の電波をまとめて送信するシステムになったことで、Phantom 2のときにあったレンジエクステンダーといった機器が不要になって組み立ての必要なし。シンプルで洗練されたデザインになりました。

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左側はカメラのチルト操作ダイヤルに加え、録画ボタンも用意され画面に触れなくても録画の開始/停止ができます。裏側にはカスタムボタンがあり、初期設定ではカメラを瞬時に真下に向けたり水平に戻したりできるようなっています。

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右側にはカメラのシャッターボタンと、撮影した動画/写真の再生ボタン、カメラの設定を変えるダイヤルが配置されています。右側裏にもカスタムボタンがありますが、初期設定では何も役割が与えられていないみたいです。変更はアプリでできます。

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手持ちのiPad Air 2を装着してみました。ポリカーボネートの薄いカバーを付けていますがそのままでもギリギリ装着できました。大きいぶん画面は見やすですが、重心が上にくるのでしっかり持たないといけません。

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USBケーブルは付属していますが、Lightningケーブルはないので別途購入。30cmくらいの長さがちょうどいいです。

マニュアル類

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薄いクイックスタートガイドと、英語のマニュアルが2枚、部品確認リストが1枚、免責賠償保険の申請書1枚、免責事項及び注意事項の紙1枚。赤,青,ピンク,シルバー,ゴールド,のメタリックラベルがそれぞれ1枚づつ。

ユーザーマニュアルは公式サイトからダウンロードするようになっていて同封されていませんでした。

ユーザーマニュアル(PDF)

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取り敢えず印刷。全部で55ページあります。安全に飛行するために熟読します。

ファームウェアアップデート

手順に従ってファームウェアを公式サイトからダウンロードしてmicro SDに入れてPhantom 3に差し込みましたが、アップデートされず・・・micro SDを抜いて確認すると「このファームウェアは古いか同じバージョンのものです」といった英語のメッセージが書き込まれていました。アプリ側でも確認すると最新のファームウェアが既に入っていました。

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プロペラの取り付け

ファームウェアを確認したらプロペラを取り付けて準備完了。

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レンチを使ってしっかりと固定します。

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賠償責任保険制度(ドローン保険)の申請

操作ミスで人に怪我を負わせてしまったり、駐車している車などに接触して破損させてしまった場合などで、法律上賠償責任が生じたときにその賠償金が保証されます。保障額は、対人1億円、対物5,000万円。

対象者は機体を事業活動に使用するユーザーとなっていますが、撮影した映像をWEBに投稿して広告収入を得るユーザーは対象になると書いてあります。ということで私も一応対象になれるみたい。

保証期間は、登録票到着の翌月10日の午前0時から1年間となっています。翌月10日までは保証されないので注意が必要です。保証期間の延長については、まだ決まっていないようで情報がありません。そのうち発表されるでしょう。

申請書は書き込んで郵送する以外に、記載されたURLから申請書(PDF)をダウンロードしてメールで送信しても登録できるので、私はメールで申請しました。1ヶ月後くらいに「被保険者証」が郵送されます。

次回は屋外に移動して、Phantom 3を実際に飛ばしてみて飛行性能や操縦について書きます。

Phantom 3 Professional フライト&操縦とキャリブレーション