気象予報士志願者が集まるという『気象神社』に行ってきた

気象予報士志願者が集まるという『気象神社』に行ってきた

高円寺に日本で唯一の『気象神社』という神社があるという話を聞きました。ウェザーライフとしてはここに行かないというわけにはいきまん。早速どのような神社か確かめに行ってきましたよ。

高円寺到着!

DSC02855

高円寺南口からすぐの場所にあるということで、駅前ロータリーを左に曲がってみると高い木が生い茂った区画が見えてきました。距離は100mくらい。本当に駅近です。

DSC02873

氷川神社と書いてありますが気象神社はこの神社の境内にあるとのこと。

DSC02856

立派な本殿ですがこれは氷川神社。気象神社はどこだ?と境内を見渡しても見つかりません。よく見ると、左側の狛犬の下に表札が・・・

DSC02858

おっ 『気象神社』右手表参道正面と矢印が!!

DSC02861

こちらが『気象神社』。

な、なるほど・・・神社と言うよりは小さな社(やしろ)といった感じですね。

DSC02862

後ろにも小さな社がありますが、こちらは稲荷神社の境内摂末社。

気象神社の歴史を少しだけ

昭和19年(1944年)4月10日に、当時の陸軍気象部という天気を観測して予報する部署が気象部の敷地内に造営しました。戦後の神道指令で解体されるはずでしたが、連合軍宗教調査局の調査漏れで残ったため、氷川神社が引き取ってこの地に移されたということです。

例大祭は、東京気象台(現 気象庁)が創設されたことを記念して制定された6月1日の気象記念日に毎年行われています。

あまり歴史はないみたいですが、氷川神社の山本邪道宮司は、

「水や神や山の神は数多くいるが、晴・曇・雨・風・雷・霜・雪・霧など8つの気象現象の制御を祈願する神は、日本ではここだけだろう。八意思兼命をお天気の祭神としたのは、天照大神が天の岩屋戸に隠れられて、世の中が暗闇になったとき、岩戸を開ける方法を考えられたので、暗闇を明るくする力を持った神とされたからだ」

氷川神社

と語っています。

予報士祈願はもちろん晴天祈願や脱雨男・雨女祈願まで

参道の横には絵馬がたくさん掛けられていました。

DSC02863

あ~した天気にな~れ!!と下駄を飛ばして天気を占う遊びからなのか、絵馬は下駄の形をしています。

気象予報士の合格祈願はもちろんのこと、小学校の校長先生が運動会の晴天祈願を書いた絵馬や、結婚式やコンサートの晴れを願う絵馬、脱雨男・雨女を願う絵馬など願いはそれぞれですね。

私も気象予報士の試験を受けるときにはも一度ここに来て合格祈願をしたいと思います。

余談だが・・・境内に足を踏み入れた瞬間、話題のヒトスジシマカにカメラのシャッターを切る右手親指を刺されてしまった。これは写真など撮らず予報士の勉強に集中しろということなのだろうか・・・σ( ̄∇ ̄;)わて?