空撮用ドローンについて考える 前編

空撮用ドローンについて考える 前編

このブログでは触れていませんでしたが、空撮用のドローンDJI Phantom 2 vision+ を3月下旬に購入しました。その後、初期不良が見つかって返品となり、現在は新型のPhantom3が届くのを待っているところです。

ドローンといえば、首相官邸の屋上に放射性物質を搭載したドローンが墜落した事件以降、墜落や危険な飛行が世間を騒がせていますが、常識的なマナーを守って使用すればこれまでにない大きな可能性を秘めた道具です。Amazonが商品の配送にドローンの活用を検討したり、長野県警が警備目的で導入したり、災害時に生存者の捜索に活用したりetc…

空撮分野でいえば、クレーンなどを使わなくても、より安価で自由なアングルでも撮影が可能になるので映画やCMの撮影で活用されています。

DJIのPhantom 2とは

DJIは香港に本社を置く空撮ドローンメーカーで、主力製品のPhantomシリーズの累計出荷台数は100万台を超えていて空撮ドローンとしては世界シェア№1です。

Phantom2は2012年に発売されたPhantom1に続く2代目モデルで、操縦可能距離は約1km、一回25分のフライトが可能です。

そして、Phantom 2 vision+は、Phantom2にカメラと揺れを抑えるジンバルが付属していて、手元のスマートフォンでリアルタイムに映像を確認しながら操縦できるモデルです。ただし、映像を送信できる距離は約700mになります。

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今年の2月にパシフィコ横浜で開催された「カメラと写真の総合展示会CP」でDJIのブースに並ぶPhantom 2 vision+

Phantom 2 vision+を開封してみる

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こちらが、Phantom 2 vision+のパッケージ。Amazonにて162,000円で購入しました。

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中身は、コントローラ、Phantom本体、充電器、プロペラ、マニュアル類、カメラで撮影した映像を通信する範囲を拡大させてスマートフォンに送るレンジエクステンダー、スマートフォンを装着するホルダー、コントローラ充電用のUSBケーブル、組立用のドライバーとインチとなっています。プロペラは予備が1セット(4枚)付いてました。

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しっかりと日本語のマニュアルが同封されています。組み立てはプロペラを装着するだけ。

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青色とピンク色のステッカーが付属していたので青色に張替えて準備完了。重量は1.2kgあるので、持ってみると思ったより重くておもちゃのラジコンヘリとは違うぞ という印象を受けます。

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コントローラもスマートフォンとレンジエクステンダーを装着して準備完了。コントローラは2300mAhmのバッテリーを内蔵していてランプでバッテリー残量が表示されます。スマートフォンのアプリからも確認可能。

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4GBのmicroSDが付属しています。

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カメラは14メガピクセルで、1080/30pのFHD映像の動画が撮影可能です。コントローラ側で飛行中にカメラの角度を変えて真下に向けるといった操作もできます。

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内蔵されているバッテリーは5200mAh/11.1Vで、2時間30分くらいで充電できます。

後編に続く