小田原城がコスプレの集団に占拠されていた

小田原城がコスプレの集団に占拠されていた

先週の日曜日、時間がとれたのでぶらっと小田原まで行ってきました。

新宿で小田急ロマンスカーに乗り換えて小田原に向かいます。JRでも行けますが、ちょっと乗ってみたかったんです。

小田急ロマンスカー 新宿→小田原

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10:10新宿発 小田急ロマンスカーVSE「スーパーはこね13号」箱根湯本行き。「スーパーはこね」は、新宿駅出発後、小田原駅までノンストップで運行します。

全席指定席なので、前日に座席をインターネット予約。指定されたのは6号車でした。

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6号車はほぼ満席で写真が撮れなかったので、代わりに4号車の写真。座席やテーブル・手すりなどに木材を採用しているところは九州・山陽新幹線用N700系に似ています。

窓は幅が4mもあり開放感抜群!!移りゆく景色をばっちり眺めることができます。そして、写真では分かりにくいかもしれませんが、座席が窓側に5°傾いています。これは景色をもっと眺めやすくする工夫なんだそうです。最初は自分の席だけズレているのかなと思いました(笑)

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そして、こちらが先頭車両の展望席。通常の座席と同じ値段で乗れるのですが、大人気で乗車1ヶ月前の予約開始直後に売り切れてしまします。

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約1時間で小田原駅に到着。箱根湯本まで行くお客さんが多く小田原で降りた人は少なめでした。

小田原について早いけれど昼食にしようということで小田原名物を探してみるが、何が名物なのか分からず・・・(調べてもかまぼこしか出てこない) 駅近くにあった海鮮丼のお店に入りました。

そして、目的地である小田原城へ。駅からは歩いて10分くらいでした。

小田原城

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正面入口の馬出門から中に入る。

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銅門(あかがねもん)
二の丸の正門です。周囲は土塀で囲まれていて重厚で立派な門です。

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常磐木門(ときわきもん)
本丸の正門です。最も大きく堅固に造られていたそうです。
えーと・・・銅門のあたりからみえていましたが、カラフルな服の人たちがたくさん。みんな戦国系アニメのコスプレの方々です。

天守閣


〈Flickrで見る〉

今の天守は、江戸時代に造られた引き図を基に昭和35年に鉄筋コンクリート造で再建されたものです。3重4階で、高さは石垣を含めて38.70mです。ちなみに私の出身地、広島にある広島城は5重5階建てですが、高さは39mでした。ほぼ同じくらいですね。

そして、ここにもコスプレの方々がかなりいました。実はこの日、コスプレのイベントをやっていたらしく、全国からコスプレ好きの人が集まって撮影会をやっていたんです。それがすごい人数で、少なくとも百人以上はいました。一箇所ではなく各撮影スポットに数人~数十人いて、一般の観光客よりも多いくらいでしたよ(笑)

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天守閣の中は、資料館になっています。最初は入るつもりはなかったのですが、天気が良くて上からの眺めが良さそうだったので入ってみることにしました。入場料は400円です。

天守閣内は撮影禁止なので写真はありませんが、小田原城築城や豊臣秀吉による小田原攻めについての説明はもちろん、大名が乗る籠や当時の家財道具、刀、鎧、銃などが数多く展示してありました。最初は天守閣の上から景色を眺める目的で入ったのに、思ったより内容が充実していて展示物に見入ってしまいました。

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天守閣からの景色。太平洋が見える!!!実はこのとき太平洋がすぐ近くであることを思い出しました。歩いていけるじゃん。

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歩いて行ってみました。やっぱり太平洋は広いな~ 適当な感想で申し訳ありません。広島出身で狭い広島湾、対岸に宮島という光景に見慣れているもので・・・

机上で年号をひたすら覚えるのは大っ嫌いですが、こうやって実際に現地に行って実物を見ながら歴史を学ぶって面白いですよね。また、どこか行きたくなってきました。←すごい勉強した気になっている(笑)

小田原城について

15世紀中頃に大森氏が築いた山城が全身で、その後戦国大名小田原北条氏の居城になってから、関東支配の拠点として次第に拡張され、豊臣秀吉の小田原攻めに備えるために築城された、城下町を囲む延長9kmにおよぶ総構の出現により城の規模は最大に達しました。
北条氏徳川家の家臣大久保氏が城主になると、城は改修され近世城郭の姿になります。大久保氏改易後に城は破棄されますが、寛永年間に稲葉氏が城主になると再び改修工事が実施され城の姿は一新します。大久保氏が再度城主となりますが、元禄16年に発生した地震により天守をはじめ城内の各施設はほぼ倒壊消失してしまいます。その後、本丸御殿等を除き再建され幕末にいたります。
明治3年小田原城は廃城にとなり、売却された後次々と解体されました。城址は御用邸時代を経て地元自治体に払い下げられ現在にいたっています。また、国指定史跡に指定され、今も整備が続けています。(小田原歴史資料館パンフレットより引用)