西沢渓谷ハイキングコースを歩く~新緑の渓流撮影~
梅雨入りして不安定な天気が続いていますが・・・この梅雨が開けるとうだるような暑さが続く本格的な夏が待っています。そんな本格的な夏の到来を前に、涼しさを与えてくれる写真を撮っておこうと思って、新緑の西沢渓谷を撮りに行ってきました。
西沢渓谷の場所とアクセス
西沢渓谷は、山梨県と埼玉県の県境に位置し、2000m級の山々に囲まれ国内屈指の渓谷美を誇る景勝地です。山梨市側からは路線バスが出ていますが、埼玉県側からは公共機関がないので車で行くしかありません。埼玉県秩父市中心部、山梨県甲府市中心部から共に1時間、都心からは高速を利用して2時間半くらいの距離です。
駐車場は国道140号線から脇道入ってすぐの東沢山荘の前にあり、西沢渓谷の入口までは林道を歩くことになります。
西沢渓谷ハイキングコース
林道を歩くこと15分、距離は1km。西沢渓谷の入口に到着。
コースマップがありました。ここから本格的なハイキングコースです。まず渓谷沿いの道を進み、駐車場から4.5km先の展望台まで行ってそこから、昔トロッコが通っていた道を下る一周約10kmのコースです。所要時間は約3時間半~4時間。
10kmって結構距離あるなぁと思いつつ前方に視線を向けると・・・6月1日から滝見橋通行止めの看板が。(写真だと、西沢渓谷入口の看板の上)撮影日はちょうど6月1日。ということで、一周はできなさそうですが、途中までは行けそうなので先に進みます。
しばらく歩くと吊り橋が現れます。この吊り橋を渡りきった先を右手に曲がると東沢渓谷になります。ただし、東沢渓谷には登山道がなく、入山者による遭難事故が相次ぎ死亡事故に繋がっているとのことで山梨県では通行禁止にしている。という看板が立っていました。西沢渓谷は直進です。
新緑を流れるコバルトブルーの渓流
吊り橋を渡ってしばらく歩くと、最初の有名スポットである三重の滝に到着します。しかし、滝を正面から見えるようにデッキまで設置してあるのですが、樹の枝がちょうど遮るように伸びていていい写真が撮れませんでした。
さらに先に進んでいくと、ところどころ沢まで降りていける場所があります。
水際ギリギリまでよって撮影。水の躍動感みたいなものが表現できているでしょうか・・・?
深い渓谷のイメージを出したかったので、敢えて日が陰った時間を狙ってシャッターを切りました。三脚とNDフィルター(8/1)を使って撮影。1回の撮影ごとに、三脚を組み立ててフィルターを付け外ししているので時間がかかります。
こちらは、竜神の滝。駐車場から約3km、徒歩1時間くらいの場所です。滝壺は深く、コバルトブルーに染まっています。
竜神の滝を越えたあたりから道が険しくなり登山道のような様相に。
沢が大きく曲がっているところ。滝も綺麗ですが、渓谷そのものもとても美しいです。
渓谷を撮っていると、どうしても縦構図になりやすいので横の構図も。河原が広がっているところからローアングルで撮影してみました。
七ツ釜五段の滝は見れず・・・
渓谷の入口で『滝見橋通行止め』となっていましたが、実はその橋、西沢渓谷のシンボル的存在である七ツ釜五段の滝の直前になります。その橋から七ツ釜五段の滝の最下部が見えるのですが・・・やむを得ず、ここで引き返すことになりました。
下調べは大事
せっかく西沢渓谷に行ったのに、七ツ釜五段の滝を見れないというのは残念です。しかも、前日までに行けば見れたのに・・・下調べは大事です。ちなみに、今調べてみると『滝見橋』の補修工事は6月20日(土)に完了したようで、通行止めは解除されていました。
あとは、トレッキングコースは整備されているとはいえ岩場もあり、距離も長いので思っていたよりハードです。新緑と渓流のマイナスイオンで癒されるはずが、翌日筋肉痛になりました 笑 撮影に没頭し過ぎで時間がなくなったとかいって走ったりしてはいけません。
紅葉のシーズンは前に進めないくらい混雑するみたいですが、この時期は比較的人が少なく、のんびりと自分ペースで渓谷を楽しみながら歩けるのでオススメです。
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