北海道 絶景をめぐる1週間の旅 [最終回]
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最後に
旅の前半はもともと移動距離が長くタイトなスケジュールだったのですが、そこに風邪が重なり一部予定を変更しつつも、咳き込みながらの運転で、その日の最終目的地に着くのがやっとというほど大変でした。後半は、稚内以降スケジュールにゆとりがあり、風邪も回復してきてのんびりと旅を楽しめました。体調管理はもちろん、旅のスケジュールにはゆとりも大切だということを改めて学びました。
初日と6日目の後半以外は、天気にも恵まれて写真を撮るにはベストコンディションだったと思います。特に宗谷丘陵からのオロロンラインは最高でしたね。美瑛の天気も良かったですが、少し残念だったのは9月中旬なので農作物の収穫が終わって土の畑が多かったこと。まあこれは季節の問題なので仕方ありません。もし機会があれば、ジャガイモの花とラベンダーが咲き乱れるベストシーズンの6月~7月にまた行きたいと思います。また、今回行けなかった函館など道南にも行ってみたいですね。北海道新幹線が開通したら行きは新幹線で函館から巡り、帰りは新千歳空港から飛行機で というコースもありかもしれません。
一人旅の感想
この旅を終えて、撮影した写真を大学祭の写真展で展示したりして、多くの人に見てもらうことになったとき、一人で北海道に行って撮ってきたというと「えー一人で!?」「寂しくないの?」などとよく聞かれます。実際、寂しいと感じることもあります。目の前に凄い絶景がある、美しい風景がある、今までにないような感動ある、といった時にこの気持を誰かと共有して盛り上がりたくなります。でも、その時助手席には誰も居ないのです。少し寂しいですね。
一方で、一人でいるということは日程を変えても行き先を変更しても自由です。全て自分で予定を立て行動する。心ゆくまで自分の旅を堪能できます。旅先では、常に、目の前の風景と一対一で向き合うことになります。旅先で見たものは勿論、聞いた音、におい、味、感じたこと全てを吸収できます。そして、一人旅の時間は日常から離れて、自分自身を見つめなおす時間でもあると思うのです。
また、私の場合、LCCなどで安い航空券を見つけるとそれが数ヶ月先であっても、自分の予定が調整できそうなら速攻購入して旅立ってしまうというのもあります。そして、一人でも結構楽しめちゃうんですね。これからも突然一人で何処か旅にでると思います。
少しだけお金の話
この記事を読んでくださっている読者の皆様には、これから北海道を周遊しようと考えている方もいらっしゃるかと思いますので、参考までに少しだけお金の話をしておきます。
まず、航空券ですがLCCの場合安く抑えるには、予定が決まったらとにかく早めに確保すること。私の場合、冒頭にも書いていますが、2ヶ月以上前に購入することで、バニラエアの20kgまでの預け荷物が付いた航空券「コミコミ」を成田から往復16,740円でGETできました。たまに開催されるキャンペーンだとこれよりも安くGETできることもありますが、自分のスケジュールと安い日がうまく合わないことも良くあります。キャンペーンを逃して次のキャンペーンまで待っていると、そのうちに料金が上がってしまって最初に購入しておいた方が安かった ということになりかねないので注意が必要です。私のように購入した後に予定を変更しようとすると、キャンセルできないかできたとしても多額のキャンセル料を支払うことになるので、このことにも気をつけなければいけません。
次にレンタカー。これも、早い方がお得です。私は楽天トラベルのレンタカー予約からホンダレンタカーでレンタルしました。こちらも、2ヶ月以上前の予約で、少し大きめの車種であるフィットシャトルを6日間36,620円でレンタルしました。そしてガソリン代ですが、総走行距離は1600km~1700km、3回給油で13,038円でした。できるだけ安いスタンドを探したくなりますが、北海道は市街地を抜けると次の市街地まで数十キロもスタンドがないことは当たり前なので、少なくなったら早めに給油すうことをおすすめします。
ホテルも勿論早めがお得で、価格はビジネスホテルなら5,000円くらいから。これは北海道に限らず日本ならどこでも同じですね。北海道を車中泊で巡ろうと考える人もいると思いますが、9月の場合、5日目の朝が8℃だったことからもわかるように、朝晩はかなり冷え込みます。特に内陸や標高の高い山なのでは5℃以下~氷点下近くまで冷え込むこともあるのでそれ相応の防寒対策が必要です。
この夏休みは、やりたいことを一気にやり過ぎたので、今は家で大人しくしています。それでも頭の中は短い冬休みを飛び越えて春休みの計画に向かっています。そのまえにお金を貯めないといけませんね。そして気象予報士の勉強も。。。
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