北海道 絶景をめぐる1週間の旅 [第一回]

北海道 絶景をめぐる1週間の旅 [第一回]

お久しぶりです。

お久しぶりです。最後に更新した日から随分日が空いてしまいました。そしてもう11月。東京では木枯らし1号が観測され、紅葉が始まり、秋がどんどん深まっていますが、今回は夏休みのお話です。

大学生の長期休暇。夏休みは、8月の頭から9月下旬まで、ほぼ2ヶ月自由な時間です。高校までとは比べ物にならないくらい長い。社会人になってからも1~2ヶ月連続で休めることなどおそらくないでしょう。長期休暇中にすることとして思いつくのは、アルバイト、サークル、インターン、資格の勉強、家でゴロゴロするなど、いろいろありますが、写真好きの私が真っ先に思い浮かぶのは旅行です。今年の夏休みは、大学の授業の一環でベトナムにマングローブを植えに行き、八丈島にフィールドワークに行き、合宿で河口湖に行き、広島の実家にも帰省してと、結構あっちこっち行ったり来たりしていましたが、その合間を縫って、北海道を1週間一人旅してきました。

LCC バニラエアで格安航空券GET!!

北海道に行くと決まれば、まずは航空券の確保からスタートです。予算をできるだけ安く仕上げたいので、今回もLCCを利用。2ヶ月以上前に購入したことで、セール価格でなくても、預け荷物や座席指定無料などの特典がついた「コミコミ」を成田から往復16,740円でGETできました。やっぱりLCCは空の革命、安いって素晴らしい!!と言いたいところなのですが、その後、予定が変わり北海道旅行最終日に、直接名古屋に向かうことになって帰りの航空券を手放すことになりました・・・LCCの特徴として一般的にキャンセルしても払い戻しができません。今回購入した「コミコミ」はグレードが上のチケットなので、払い戻しができる航空券だったのですが、それでも手数料をかなり取られました。あまりにも早く購入しすぎるとこういうことがあるので怖いですね。

撮影地点マップ

全体図

これが全行程の撮影地点マップです。「北海道 絶景」というキーワードで検索をかけ、「絶景からはじまる旅 北海道」というガイドブックまで買って、7日間というスケジュールで巡れるだけ詰め込みました。道東→道北→道央と順番に攻めます。時間の都合上、知床半島と日高、道南は次の機会に。

1日目 新千歳空港→帯広

1日目

12時15分成田空港発の便で、14時に新千歳空港到着。のんびり列車の旅もいいですが、撮影地点を効率よくまわるために、今回は、ホンダレンタカーでフィットシャトルをレンタルしました。どこのレンタカー会社でも空港から店舗まで送迎バスを運行しているようで、国内線レンタカーカウンターの向かいにある乗り場にバスが着きます。

レンタカーを借りたら1日目の目的地、帯広まで移動します。早速、信号がほとんどない真っ直ぐな道に、北海道の広さを感じつつも、天気が悪く、夕方から雨が降ってきたので写真を撮ることもなく、ひたすら走るのみ。ホテルに到着してもすることがないので2日目に期待してそのまま就寝しました。

2日目 道東を一気に攻める!

2日目

2日目の朝目覚めると、昨日の雨が嘘のような清々しい晴天。しかし、実は私、北海道旅行の前日に風邪をひいていました。熱は38℃超えで結構本格的な風邪です。それを無理やり薬で下げてきたので体が重く、7時に出発する予定が10時になってしまいました。前日は「することがなくて就寝」ではなく、「疲れて爆睡」が正解です。

出発が遅れてしまったので、ナイタイ高原を経由する予定だったの諦めて、阿寒国立公園にあるオンネトー湖を目指します。

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北海道にきて一番初めに撮った北海道らしい写真。オンネトー湖に向かう途中、思わず車を端に寄せて撮影しました。このような道がひたすら続いています。


〈Flickrで見る〉

オンネトー湖には12時頃到着。雌阿寒岳から流れ出す鉱泉による化学反応で、季節や太陽光の変化により、様々な色に変化することから「五色沼」とも呼ばれています。この日は深い緑色をしていました。観光客は思っていたより少なめ。原生林に囲まれてひっそりと静かな時が流れていました。 2日目は道東を一気に攻める計画なのであまり時間がありません。阿寒湖を横目に見つつ次の目的地、中標津町の開陽台へ向かいます。

DSC00721 開陽台は標高271mの台地に位置し、そこから見た景色がこちら。広い。そして何もない大陸のような風景。遠くには国後島も見えています。

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地球が丸く見える開陽台。


〈Flickrで見る〉

開陽台のすぐ近くにある、直線道路 北19号。アップダウンを繰り返し遠くまで続く直線道路は圧巻です。

本当はこの後、野付半島のトドワラまで行く予定でしたが、写真を見てもわかるように日が傾いて、時間は午後4時40分。野付半島に到着するころには日が暮れていそうなので、渋々諦めて宿泊地の網走に向かうことにしました。北海道はそれぞれの観光地が数十~数百kmは離れているので、時間配分をしっかり考えないと立ち行かなくなります。

日が暮れると、道路に街灯がないので車のハイビームで照らしてもその先は真っ暗。道路に左端を示す「下向きの矢印標識」が永遠と光っている道が続きます。途中「道の駅しゃり」でホッケ焼き定食を食べました。これが肉厚で脂が乗っておいしいかったです。網走に到着したのは午後9時過ぎ。まだ咳が止まらず、網走の街を散策する余裕もなく就寝。

第二回につづく

北海道 絶景をめぐる1週間の旅 [第二回]