台風8号が関東に与えた最大の影響は風でも雨でもなく猛暑だった
台風8号は、10日午前7時頃に鹿児島県に上陸して九州を横断した後、勢力を弱めながら東に進み、10日午後6時半頃に和歌山県に再上陸、その後も東に進み11日午前5時前に千葉県に再上陸、太平洋に抜けて午前9時頃温帯低気圧に変わりました。
台風8号千葉県に再上陸も穏やかな朝
台風が関東に最接近したのは11日の朝でしたが、台風の勢力が弱まって台風の西側は雲がない領域になっていたので関東各地で晴れて穏やかな朝となりました。首都圏の交通機関にも大きな影響はなくほぼ平常通りに運行して目立った混乱はありませんでした。台風で前もって臨時休校となった東京港区内の小中学校の子どもたちは、めちゃくちゃ喜んだらしいです。
台風8号から変わった温帯低気圧の中心は×印付近。雲の形は崩れて中心の南東側に広がっている。
こちらは、11日午前9時頃の熊谷市荒川運動公園の様子。快晴の青空が広がり風もなく穏やかで台風が接近していることを忘れてしまいそうな天気になりました。
こちらは、熊谷駅前通り。
台風一過の猛暑が襲う
さあ、台風も去って気持ちの良い澄んだ青空が広がり洗濯物も乾くしヤッホー\(^o^)/と言いたいところなのだがそうもいかない。台風が運んできた南風と強い日射の影響で気温はぐんぐん上昇。
「これまでの長雨で洗濯物が乾いてなくてヒートテックのシャツしかないんだよ!!どーしてくれんだ ゴラァァァァァ!!!!!!ヽ《 ゚Д゚》ノゴラアァァァァ!!!! 」
という話になるわけです。幸い大学が午前中休講でそれまでにエアリズムが乾きました。
とにかくここは熊谷なので暑さは半端ではありません。
11日午後2時のアメダス速報値。内陸部の気温が明らかに高い・・・熊谷を含む関東内陸部の気温が軒並み35℃を超えています。最高気温は群馬県館林市で38℃、栃木県佐野市で37.1℃、埼玉県熊谷と埼玉県越谷で36.6℃などとなりました。
この暑さは明後日、13日まで続きそうで熱中症に警戒が必要です。
台風が残したものは猛暑だけではない
写真をやっている人間としては、台風一過といえば夕焼けを連想してしまいます。台風が去った後は西の空が晴れて空気が澄んでいるので夕焼けがとても綺麗になります。今回も期待通りの夕焼けを望む事ができました。
荒川大橋から見た夜景。少し行くのが遅くなって日は沈んでいますがこんな感じでした。私の他にも一眼レフを持って撮影している人や自転車を降りてスマートフォンで写真を撮っている人がいましたよ。中央の一番奥に見えている山は群馬県と長野県の県堺にある浅間山です。ここから82kmくらい離れていますがはっきり確認できますね。
夕日に照らされてこんな雲も。
(掲載資料は気象庁より)
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